ルーン文字を刻んだ本格的なお守りの作り方

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古代北欧ルーン占い

石をもちいた「古代北欧ルーン神託占い」&自分を守り自分の願いを叶えてくれる、お守りとしての効果も高い、ルーン文字を刻んだ本格的なお守り「シンボルストーン」の作り方を紹介しよう。

北欧のヴァイキングも使っていた神秘な文字

古代人は、石に特別の愛着をもっていた。石に願いを込め、想いを託し、これに文字を刻み、そして、これが自分と仲間とに最強の運をもたらすものと信じてきた。いわば、お守りの原点でもある。

ルーン占い

古代北欧のヴァイキングたちも古来、自分たちに勝利をもたらすための最強の護符となる、特殊な石をもちいていたことが知られている。石の大きさは、手で握りしめることができるほどのものから、岩のような大きなものまであった。そして、石には、必ずルーン文字が刻まれていたのだ。

ルーン文字とは、2世紀頃から北欧のヴァイキングをはじめ、古代ゲルマン民族の間で使われてきた、もともと宗教色の強い文字のこと。文字の種類は24であり、それぞれにシンボリックな意味をもっている。どの文字も直線や角ばった線からできており、このことからも、ルーン文字がもともと石や木に刻み入れるための文字であったことがわかる。

そして、ルーンが刻まれた石は護符のみならず、吉凶を占うための、占術の道具としても用いられてきた。その方法としてよく知られているのは、まず24種類それぞれのルーン文字を一つずつ記した24個の石を用意しておき(どの石かわからないようにしたうえで)、占う者がその中から、1個もしくは数個の石を引いて、そこに記されているルーンが象徴する神託を読み取るというものだった。

占うに際して、石は投げられたり、あるいは袋の中から引かれることで、どのルーンが現われるかは、人間には窺い知ることができなかった。つまり、そこに神意を汲み取ろうとしたのだ。

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