24の石を使った占い方法
24の石を使った占い方法
前述したように24のルーン文字には、「富」や「健康」「愛情」「勝利」など、それぞれ特有の意味(シンボル)がある(ルーン文字一覧表)。これで占いをする場合は、それぞれの文字を記した24の石を用意し、これらをすべて袋の中に入れて、そのうちのどれか一つを引く方法がよくもちいられている。
すなわち、袋から一つだけ取って、手にした石に記されている文字のシンボルから、それに応じた神託メッセージを読み取ろうとするものだ。慣れてくると、その意味を拡張解釈しつつ、総合的な占いもできるようになる。
ルーン文字一覧表を参照すれば、手にとった石により、もっと簡単に吉凶の判断をすることも可能だ。つまり、神社の御神籤と同じスタイルである。こうした占いを展開するためにも、まずはルーン文字の数だけ、適当なサイズの石を用意する必要がある。
石の大きさに関しては、掌におさまるくらいの大きさを目安とする。また、握りしめたときに、手の中でよくフィットするものが望ましい。石の形状や質感としては、表面がスベスベした平らなもので、形状は楕円に近いものほど使いやすいといえるが、それは絶対条件ではない。要は、使う人の判断で決めてもよい。
これに理想的な石は川辺などでよく採取することができるだろう。すべての数の石が集まったら、油性の黒のマジックなどで、それぞれのルーン文字の形状を一つずつ記していくわけである。
これが「古代北欧ルーン神託占い」にもちいるための、24のシンボルストーンとなる。あとは、これを袋の中に適当に入れて混ぜておく。なにか占いたいことがあるときには、それを念じながら、この袋の中身をかき混ぜていく。
そして、一つだけ手に取るというわけである。そのシンボルストーンが、求めている答えを暗示しており、吉凶も示しているのだ。ルーンのシンボルや解釈、吉凶などはルーン文字一覧表を参照のこと。